広告カスタマイザ・IF関数・キーワード挿入機能の基本を解説します

広告カスタマイザ（Google）／アドカスタマイザ（Yahoo!）

Googleアドワーズの広告カスタマイザとYahoo!プロモーション広告のアドカスタマイザとは、ユーザーの検索、使用端末、地域、日付、時間、曜日などに合わせて広告テキストを調整できる機能です。セール終了までの期間や週末限定の特別価格など、希望するテキストを条件によって自由に挿入できます。

カウントダウンカスタマイザ（Google）／カウントダウン関数（Yahoo!）

GoogleアドワーズのカウントダウンカスタマイザとYahoo!プロモーション広告のカウントダウン関数とは、特定のイベントまでの時間をカウントダウンし、現在の時刻に応じたテキストを表示できる機能です。

IF関数

GoogleアドワーズのIF関数とは、設定した条件が満たされた場合と、満たされなかった場合とで、広告テキストを切り替えることができる機能です。たとえば、デバイスがモバイルの場合の広告文を「欲しい靴がきっと見つかる豊富な品揃え。返品無料。モバイルからのご注文で送料無料！」として、それ以外の場合を「欲しい靴がきっと見つかる豊富な品揃え。返品無料。2,500 円以上のご注文で送料無料。」としたい場合は、下記のような設定をすればOKです。

欲しい靴がきっと見つかる豊富な品揃え。返品無料。{=IF(device=mobile,モバイルからのご注文で送料無料！): 2,500 円以上のご注文で送料無料。}

つまり、モバイルの場合のみ広告文を切り替えるIF関数は以下の通りになります。

固定したい広告文{=IF(device=mobile,モバイル端末の場合の広告文):モバイル端末以外の場合の広告文}

ちなみに、deviceをaudience INとすれば、ユーザーリストを条件に指定することができます。また、広告カスタマイザとは違いフィードを作成する必要はありません。

キーワード挿入機能

GoogleアドワーズとYahoo!プロモーション広告のキーワード挿入機能とは、ユーザーの検索語句に反応した広告グループ内のキーワードを広告テキストに自動挿入できる機能です。

広告の見出し：絶品{KeyWord:チョコレート}

キーワード挿入機能では、上記のような青字の挿入コードを設定することで、青字の挿入コードは広告グループ内のキーワードのいずれかと置き換えられます。広告グループ内のキーワードと置き換えると広告文の文字数がオーバーしてしまう場合は、青字の挿入コード(上記の例であれば「チョコレート」)がそのまま使用されます。

例題を挙げてみます。

広告の見出し: おいしい{KeyWord:チョコレート}
広告グループ内のキーワード：ダーク チョコレート／シュガーレス チョコ／最高級 チョコレート トリュフ

上記ような条件が整っている場合、広告の見出しは下記の通りとなります。

キーワード挿入機能では、ユーザーの検索語句が広告見出しに挿入されるわけではなく、広告グループ内のキーワードが挿入される点は間違いやすいので注意しましょう。